リスケの予備知識

2.リスケを行うことによるデメリット

2017年03月15日 18時01分

返済期限が猶予されているだけ
リスケを行うことにより、銀国などの金融機関への返済期限を延ばしてもらうことができます。
しかしこれは、永遠に返済期限を延長してもらえるということではなく、
特別に優遇されているとは考えにくいのです。
 
たとえば、リスケを行ったことにより猶予される返済期限は、最長でも約1年とされています。
このあいだに、事業を軌道に乗せるための改正案を考えなければなりません。
せっかく猶予を延ばしてもらっても、次の返済期限に返済が間に合わなければ意味がないのです。
 
会社内にもマイナスなイメージが充満する可能性が高い
リスケを行うことは、同時に金融機関からの信頼を低下させるというマイナス面があります。
しかし場合によっては、金融機関だけにマイナスなイメージを抱かれるだけではなく、
企業で働いる従業員にも、大きな不安を抱かせてしまうといった
デメリットがあることを忘れてはいけません。
 
会社がリスケを行ったことを従業員が知ることになれば、企業の業績が深刻であり、
倒産という最悪の結果もあり得ると不安視して、
ほかの企業への転職を考える従業員も増えてしまいます。
せっかくリスケを行い、経営を成り立たせようと奮闘しているにも関わらず、
それを支える優秀な従業員がいないという問題に発展する可能性も少なくありません。
 
このような事態を生じさせないためには、できるだけ第三者にリスケを行ったことを
知られないようにするのが大前提
です。
企業の力や業績を信じて取引を行っている取引先をはじめ、
ブランド力を買って商品を購入している消費者に不安を与えないためにも、
リスケを行う際にはとにかく慎重に手続きを進める必要があるのです。