リスケの予備知識

5.リスケを行う際の注意点

2017年03月15日 18時02分

リスケを行ったことで銀行からの信頼を失うというリスクがあり、信頼を失うことにより
将来的に思い通りに融資が受けられないといった問題が生じます。
 
リスケ後の返済期限は必ず守る
リスケを行うことで返済期限を変更してもらうことができますが、
銀行からの信頼性をこれ以上下げないためにも、
「リスケ後の返済期限は必ず守る」ことが第一前提です。
間違っても銀行の担当者に無断で返済期限を超過したり、
支払いが遅れたりということがないように気を付けましょう。
 
万が一、どうしても支払いができない、返済が遅れそうというときには、
早めのうちに担当者に相談をしましょう。
相談をせずに延滞してしまった場合は、銀行との関係をさらに悪化させてしまいますし、
信用してリスケを行った担当者を怒らせてしまうという可能性が少なくないからです。
 
金利が引き上げられる可能性がある
銀行への融資を受けている企業がリスケを行うと、
場合によっては銀行から金利を引き上げられることがあります。
最初の契約を交わした際に、金利を固定金利にしていた場合は、
リスケを行ったあとでも金利の引き上げをされることはありません。
しかしその一方で、固定金利ではなかった場合は、担当者との交渉内容によっては
金利をこれまでよりも高く引き上げられるというリスクが生じるのです。
 
複数の金融機関と契約している場合
企業に必要な資金を、銀行などの金融機関から融資を受けていると、
場合によっては「複数の金融機関と契約をしている」ことがあります。
複数の金融機関から融資を受けている場合は、特定の金融機関に限りリスケを行うのではなく、
必ず全ての金融機関に対してリスケの交渉を行わないといけません。
 
リスケを行うことは、当初の契約を大きく変更させることです。
複数社と契約をしている場合は、一社だけにリスケの交渉を行うのではなく、
すべての金融機関に対して平等にリスケの交渉を行わないといけません。